イーデン・ヴァレー東部丘陵の砂質土壌で育ったぶどうを用いて造られている。デザートワインに用いるぶどうは糖度を増す目的で、ドライリースリング醸造用ぶどうよりも2週間遅れて収穫をおこなっている。
ブドウは早朝の涼しい時間に収穫されるとすぐにワイナリーへと運ばれ、圧搾の工程が行われる。フリーラン果汁のみを3日間低温で静置し、上澄みが発酵の工程へと進められる。発酵の途中段階ですばやく果汁を冷却。発酵を止めて糖分とフレッシュな果実味を残したまますばやくボトル詰めされる。
光沢のある黄色。搾りたてのフレッシュなぶどうの香りに甘くフローラルなニュアンス。 爽やかなぶどうやレモングラスのような味わいの若くフレッシュなデザートワイン。
甘いデザート全般。カマンベールなどのソフトチーズ。
イーデン・ヴァレーは最高級のリースリングを生産している地域のひとつである。ついおかわりしたくなるようなフレッシュな果実味がこのデザートワインの特徴。
【2012】88 points - James Halliday
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